商標登録の際にどの商標を選ぶのか?

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商標登録を行う際にどの商標を選んでよいか分からない、との相談をよく受けます。
現在カタカナ書きのものとアルファベット書きのものとをそれぞれ使用しているけれど、両方出願しなければならないか、または片方でよいのか、といった質問です。

商標権の効力は同じ読み方のものに及びますので、カタカナ書きとアルファベット書きの両方をそれぞれ出願する必要はありません。現在中心に使用されているものを選択されればよいと思います。
また縦書きと横書きとを使用される場合でも両方出願する必要はありません。片方出願すれば十分です。

登録商標はブランドの中心になるものですからそれが揺らぐようでは困ります。
現在使用している商標と、商標登録した商標とが一致していることが原則です。

どれを登録するか迷ったら、現在使用している形態のものを登録するようにします。

文字情報を含まないマーク等の保護の場合はどうでしょうか。
マークのみを中心に使用されているならマークのみを商標登録すればよいと思います。
マークのみを登録しておけば、原則としてそのマークを使用している他人に対して使用をやめるようにいうことができるからです。

文字の商標とマークの商標とを合わせて使用しているのであれば別々に出願するのではなくて一つにまとめて出願する方法もあります。

商標登録により自由に商標保護の形を決めることができますが、自由の幅が大きすぎてどれを保護すべきか迷う場合があると思います。

迷った場合には実際に使用している商標を基準に考えて、その実際に使用している形で商標登録するのがベストです。いろいろな商標の使用形態がある、というのは本当は好ましくありません。
出願するのを機会に、自社の使用する商標の形を整理されるのがよいかもしれませんね。

ファーイースト国際特許事務所
弁理士 平野 泰弘
電話03-5835-2773

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弁理士 平野 泰弘

平野泰弘弁理士

  • 日本弁理士会所属
    特定侵害訴訟代理業務付記弁理士
  • 大阪大学大学院理学研究科
    博士前期課程修了
  • 旧財閥系総合メーカー東京本社知的財産部社内弁理士を経て当事務所開設
  • 三井住友銀行グループSMBCコンサルティング ビジネストレンド多数執筆

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