会社名のネーミングで絶対に譲れないポイント

会社名のネーミングを考える際に、これだけは絶対に譲れないポイントがあります。今回はネーミングを考える方を対象に商標登録のプロが特別に会社名のネーミングで押さえておくべき勘所を説明します。

索引

会社名のネーミングの決め手

まずあなたが採用しようとしている会社名とか、現在の会社のネーミングをgoogle等の検索エンジンで検索してみて下さい。

どうですか?検索結果は1位になっていますか?

会社名のネーミングで絶対に譲れないポイントは、あなたの会社のネーミングを検索エンジンで調べた際に、検索結果が一番目に表示される、ということです。

この点は絶対に譲ることができません。

その理由は下記の検索結果の画像を見て貰えば一目瞭然です。

1)会社名のネーミングが検索結果で1番の場合

googleの検索エンジンで、キーワード「ファーイースト国際特許事務所」で検索した結果が、これです。

fareast_naming_002

ご覧の通り、キーワード「ファーイースト国際特許事務所」で検索すると、ファーイースト国際特許事務所のウェブサイトが一番目に表示されます。

会社名で検索して検索結果で一位になることができれば、上記画像に示した通り、会社概要が検索結果の右側に写真入りで大きく表示されるようになります(2016年6月8日時点の情報です)。

検索結果の表示画面に占める情報提示の割合も、二番手以下に対して比較にならないほど大きく掲載されいることが分かります。ファーイースト国際特許事務所以外はお呼びでない、という表示結果になっていることが分かります。

2)会社名のネーミングが検索結果で2番以下の場合

同様に、googleの検索エンジンで、キーワード「ファーイースト」で検索した結果が、次の画像です。

fareast_naming_001

今度は、ファーイースト国際特許事務所のウェブサイトは第三位になり、一位ではありません。
一番手はファーイーストガンセールスさんのホームページです。

今後は検索結果の右側に、ファーイーストガンセールスさんの情報が大きく表示されています。

つまり検索結果の一番手のみが大きく取り上げられ、二番手以降は検索したお客さまがぱっと見だけででは簡単には分からない扱いを受けることになります。

「二番手以降はお呼びではない」
これが現実です

人のことをあれこれ言える立場ではありませんが、うちもやはり「ファーイースト」とのキーワードで検索したときに、一番目に検索結果が表示されるようにしなければ、と頭を抱えているところです。

危険領域に踏み込まない

会社名のネーミングは、ビッグキーワードに近づかないのが鉄則

仮にあなたが会社名として、「東京」などのビッグキーワードで始まるネーミングなどを選んだ場合はとても不利になります。

お客さまがこちらの会社名のネーミングを確実に記憶していない限り、お客さまは検索ではこちらのホームページに辿り着くことができないからです。

私が口を酸っぱくして、「他の会社名と似たようなネーミングにするな」と説教するのは、お客さまがこちらのホームページを発見できないことを防ぐためです。

仮にあなたの会社名が「東京海上」で始まる会社名であったとしたなら、有名な東京海上グループのウェブサイトに押されて、あなたの会社名で調べた際のホームページの検索結果は下位の方へ大きく沈んでしまいます。

こんな結果になることを自ら進んで行う理由など、どこにもありません。

また有名な会社名と似たようなネーミングを採用すると、後で商標法や不正競争防止法で訴えられる危険もあります。

「君子、危うきに近寄らず」の鉄則に従うようにしてください。

会社名のネーミングは、ありふれたものを選ばないのが鉄則

会社名のネーミングとしてありふれたものを選んでしまうと、だれでも思いつくようなネーミングについては、老舗のサイトが検索結果を独占しているため、会社名の検索結果で後から上位に食い込むことが困難です。

しかも検索結果一位でなければ、似た様な会社名が多数ある場合には、お客さまがこちらに来る確率がどんどん減ってしまいます。

砂粒一つを海岸の砂浜に落としたのと同じで、他の砂粒に紛れてしまって、今落としたばかりの砂粒を発見できない状況と同じ状況が、ホームページの名称でも起こります。

似たり寄ったりのサイト名にしてよいのは、検索された際に、こちらのサイトの発見を遅らせるといった、明確な意図がある場合に限られます。

ライバルのいないところで戦う

会社名のネーミングは、特徴のある言葉を採用するのが鉄則です。

下記の画像を見てください。この画像は、googleの検索エンジンで、「ファーイースト 特許」とのキーワードで検索した結果を示したものです。このように会社名として完全でない場合も、正確にファーイースト国際特許事務所のウエブサイトが表示されています。

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最近の検索エンジンの進歩はすごいものがあり、例えば「(ファーイーストではなく)ファースト 国際特許」とのキーワードで検索してもファーイースト国際特許事務所のホームページが一位の検索結果に表示されます。

お客さまがこちらのことをよく理解している場合には的確にこちらの会社名で検索してくれますが、あまりこちらのことを知らないお客さまの場合はうろ覚えで検索してくるため、こちらのホームページに辿り着く確率が減ってしまいます。

あなたの会社名が独自なものであり、あまり似たものがない場合には、少々ネーミングを間違って検索エンジンで調べたとしても、あなたのサイトが表示されますので有利になります。

こちらの会社名のネーミングに似たものがなければ、検索結果の総数は確実に減りますから、簡単に上位に行くことができます。

検索結果が100万件以上ある中から1位に上がるのか、検索結果が500件しかない中から1位に上がるのかを比較すれば、どちらが簡単かはいうまでもないでしょう。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」の鉄則に従うようにしてください。

ファーイースト国際特許事務所が検索結果1位である理由

ファーイースト国際特許事務所が、「ファーイースト国際特許事務所」とのキーワードで検索結果一位になる理由は、他に「ファーイースト国際特許事務所」とのキーワードを特許事務所の業務分野について表示する業者が存在しないからです。

特許事務所の表記自体が弁理士しか使えないことが大きな理由の一つです。

それ以外に、ファーイースト国際特許事務所については既に商標登録してあるので、同業者が「ファーイースト国際特許事務所」とのネーミングを使うことができないことも大きな理由の一つです。

会社名のネーミングの選択方法は、まず検索エンジンの検索結果が少ないこと、同様なものがないことを手がかりにスクリーニングを進めます。

最終的にこれで行くという方向性が明確になった段階で、その会社名が商標登録できないか調査を実施するのが典型的な会社名のネーミング決定の手順です。

ファーイースト国際特許事務所では、無料で会社名が商標登録できるかどうかをお調べしていますので、会社名のネーミングにご活用ください。

ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘

03-6667-0247