自身で先行商標を検索できますか?

自身で先行商標登録を検索するにはどうすればよいのでしょうか?ここでは商標登録したいと考える商標と同じものや似ているものがすでに登録されていないか自分で調べる方法をお教えします。

索引

(1)自身で商標の調査をする仕方(特許庁の特許情報プラットホームの使い方)

特許庁の「特許情報プラットホーム(J-PlatPat)」は略称J-Plat(ぷらっと)Pat(ぱっと)からもわかるように、みんなが「ぷらっと」寄って、情報を「ぱっと」見つけられるようなサービスです。

(1−1)簡単な調べ方

1)特許庁が提示する登録商標を調べることが可能なJ-PlatPatというホームページがあります。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

2)出てきたホームページの左の欄を「商標を探す」に合わせてください。そして、調査したい商標を検索枠に入力して「検索」をクリックして下さい。

3)件数が示されます。一覧表示のタグを押してみてください。

4)一覧が表示されます。詳しく知りたい場合は登録番号をクリックしてみてください。
以下のことが書いてあります。

登録されている商標の登録番号、登録日、出願番号、出願日、先願権発生日、最終処分日、最終処分種別、出願種別、商標、標準文字商標、称呼(参考情報)、ウィーン図形分類、国際分類版表示、権利者、類似群コード、区分数等の情報等を確認することができます。

(1−2)調べるときのポイント

特許庁での登録されるかどうかの審査では、先行登録商標と似ているものであるかどうかは「商品または役務の区分」と「商標の読み方(称呼)」で決められます。

「商品または役務の区分」には「類似群コード」が付きます。例えば、ハンカチ(19B38)講習会(41A03)のような番号が付いています。

「商標の読み方(称呼)」は、まったく同様の読み方(称呼)のみならず、類似の称呼も登録することが難しくなると考えます。1文字違うなどは類似という判断になると考えられます。例えば、「メリット」と「カリット」も類似となる可能性があると考えられます。

(1−3)詳しい調べ方

1段階目「商品又は役務の区分」の「類似群コード」を調査します

1)特許庁が提示している登録商標を調べることができるJ-PlatPatを開きます。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

2)上のタグの商標の部分を選び、「6. 商品・役務名検索」を選択します。

3)「商品・役務名」の欄に、商標登録しようと考える商品または役務を入力してください。例えば、ココア,鉛筆,美容院などです。
このとき、注意点があります。具体的に書くことが大事です。例えば、飲料,文房具,店名などではなく、上記の例に示したように入力しましょう。特許庁に提出する願書(書類)にも抽象的なものは記載できません。

4)「商品・役務名」を記入して探すと、件数が示されます。「一覧表示」を押してみてください。

5)一覧が示めされます。一覧の商品・役務名を読み込み、自身が商標登録したい商品や役務と類似または似ているものの、右横の「類似群コード」をメモしてください。

2段階目「商標の称呼(読み方)」検索しましょう

1)J-PlatPatの最初のページに戻り、上のタグの商標の部分を押し、今度は「2. 商標出願・登録情報」をクリックします。

2)「検索項目」の上段の欄を、上から3つめの「類似群コード」にして、検索キーワードに先ほど1段階目で調べてメモした「類似群コード」を入力します。

3)「検索項目」の2つめの欄に「称呼(単純文字列検索)」に自身が登録しようと考える商標の読み方(称呼)を入力します。
このとき、注意点があります。スペースは空けずに「カタカナ」で入力しましょう。

4)「ヒット件数0件」と表示されたら、入力した「商品または役務の区分」でその「商標の読み方(称呼)」で先に登録されているものはなく、商標登録出願すれば、商標登録が認められる可能性があると考えられます。

なお、商標が特許庁に出願されてから特許情報プラットホームに掲載されて調べることができるようになるまでには、タイムラグが存在します。そのため、「ヒット件数0件」と示されていても、このタイムラグの間に、類似したものが出願されている可能性はあります。

(2)自分で調べるだけで十分なのでしょうか?

J-PlatPatはコンセプトどおり、容易に商標検索が行えるようにつくられています。
上記では、J-PlatPatを利用し、登録しようと思っている商標と同一および類似する商標が、すでに登録されているかされていないか調べる方法を説明してきましたが、いかがでしたか?

結構自分で簡単に調べることができると感じられたかもしれません。

しかし、特許庁で行われる審査の項目は30にも及びます。そのすべてを通過する商標なのかを調査判断するのは、少し難しいかもしれません。

また、そもそも商標登録ができない言葉もあります(ネーミングや公序良俗違反のものなど…)

これらを、すべてを調査するのは大変で時間もかかりますし、何より多くの経験と知識が必要とされます。そのため正確でより詳しい商標調査は商標の専門家に任せることをおすすめします。

ファーイースト国際特許事務所の商標調査は0円です。

また、創立14年目・年間商標登録信任代理数1,000件以上なので、多くの経験と知識があります。ぜひ、お任せ下さい。

(3)特許情報プラットホーム(J-PlatPat)以外の日本語検索可能な無料のデータベースを紹介

これから、下記の無料の検索データベースは外国への商標登録にかかわります。(日本語で検索可能なものをのせています)

★外国特許情報サービスFOPISER
https://www.foreignsearch.jpo.go.jp/

特許庁が提供しているデータベースです。名前が外国特許となっていますが、一部の外国商標に関しては検索ができます。

★TMView
https://www.tmdn.org/tmview/welcome.html

欧州連合知的財産庁が提供しているデータベースです。

世界で最も大規模の無料の商標データベースとされています。日本語でも検索可能です。

ファーイースト国際特許事務所
所長弁理士 平野 泰弘
03-6667-0247

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